9割の子どもは「がんばらせてほしい」と思っている。〜北風もときには必要〜

経営

この記事をおすすめする人

① 学級崩壊経験者

② 叱ることに抵抗を感じている人。

③ 子どもたちのステップアップを望んでいる人。

「けてぶれ」「自由進度学習」「個別最適化」など、チャレンジしたけど、放任主義的な感じになって、うまくいかなかった人って、案外少なくないと思います。

私はその一人です。←その時、一緒に組んでいたベテラン教諭は、私に向かって「けーわい先生の学級は崩壊しているよ!!」って、言われました。(その時の悔しさが、今の原動力になっているのは、このブログ上での話)

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そもそも、最初から自分の頭で考えて頑張れる人なんて、ほとんど居ないと思います。

自分の頭で考えて頑張れる人」になるには、ある程度トレーニングが必要だと思います。

そうでなければ、「ライザップ」などの、パーソナルトレーニングが流行るわけがありません。

強い意志で最初からダイエットができないのと同じことです。

ライザップはなぜ、結果にコミットできるのか
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ライザップのパーソナルトレーナーのように、まずやり方を教え、進捗管理を徹底すれば、9割の子どもは、「自分の頭で考えて頑張れる」ようになると思います。

ちなみに、イチロー氏も、「今の若い子は酷」と嘆いておられます。

イチロー氏 「指導する側が厳しくできない」時代の流れ 「酷だけれど…自分たちで厳しくするしか」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(50)が4、5日の2日間にわたり、旭川東(北海道)で選手指導を行った。

教師が意識できる取り組みは以下の3つが考えられます。

① やり方を示す。

 昨年度は、私は小学二年生の担任だったので、発達段階的に宿題はこちらで決めていました。ただ、漢字ドリルは自由に進めていいことにしていたので、ドリルを自由進度にしていました。

② 進捗を管理する。

 →私は声掛けだけでなく。進捗表を教室に貼って、終わったところにチェックできるようにして、子どもたちが自分で進捗度を確認できるようにしました。

③ 締め切りを明示する。

 いつまでにどこまでやればいいのか明示しておくことです。

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これは、結構忘れがちだったり、言いっ放しになったりしまって、グダグダになってしまうことも珍しくありません。ここが最もうまくいかないところだと思います。

締切は、言うだけでなく、教室に掲示して見える化し、適宜、声をかけていくことをオススメします。

また、先の進捗表を用いて、遅れている子どもには個別で声をかけ、「いつまでにやるのか」や「困っていることはないか」など、声をかけていくと良いと思います。

正直、それでも「課題を終えられない子ども」はいますが、遅れを取り戻せるように、声をかけ続けていくほかないとないと思います。

勿論、行き過ぎた声掛けは、「不登校」や「体罰」の原因となるので、配慮は必要ですが、ある程度、独り立ちするまでは、子どもたちのパーソナルトレーナーとして、伴走していくべきでしょう。

これを怠ると、ほとんど子が落ちていき、学級崩壊の一因となる可能性があります。

ただ、現在は特別支援学級知的クラスの担任なので、「自分で考えて頑張る」ということに大きなハードル感じざるを得ず、「先生の指示を聞いて頑張る子ども」にさせてしまっている感が否めません。

知的の子どもにも自主性を育むことができる、良い取り組みを知っている方がいればご教授ください。

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