【もう限界…】教員のストレスを軽くするためのシンプル習慣5選

教員のストレスを軽くするシンプル習慣5選。現役教員けーわい先生が『休養学』をもとに提案するストレスケア法
新卒先生A

もう無理かも…。
ストレスが限界。

新卒先生B

授業よりも“人とのやりとり”に
疲れてる気がする…。

そんな風に感じたことはありませんか?

教員という仕事は、常に人と関わる“感情労働”。
授業だけでなく、保護者、子ども、同僚、そして社会からの期待まで…気づかないうちに心がすり減ってしまうこともあります。

「やりがいがある」反面、「自分を削って働いている」感覚になっていませんか?
私自身も、そう感じていた時期がありました。

この記事では、現役教員の視点からストレスを根本から整える5つの習慣をご紹介します。
どれも「今からできること」ばかり。まずは1つだけでも、試してみませんか?

けーわい

正直、わたしも
“自分はもっと頑張らなきゃ”
って無意識に思い込んでました。


目次

【教員がストレスを感じやすい3つの理由】

① 感情を使い続ける「共感疲労」

授業中は集中力、保護者対応には傾聴力、同僚には気配り…
ずっと誰かのために感情を使い続けることで、自分の感情が置き去りになりやすいのが教員の仕事です。

② 仕事とプライベートの境界が曖昧

教材準備、連絡対応、持ち帰り仕事…。
気づけば24時間“先生”モードになっていませんか?
オン・オフの切り替えができないと、心が休まる時間がなくなります。

③ 「ちゃんとしなきゃ」が積み重なる

「先生なんだから」「失敗できない」「子どもの前ではいつも冷静で」
“理想の教師像”に自分を合わせ続けることで、無意識のうちにプレッシャーを溜めてしまっているかもしれません。

📌 ここまでのまとめ
教員のストレスは”目に見えない心の疲労”が多い。
「自分の感情が後回しになっているかも」と気づけたら、それが回復への第一歩となる。

【ストレスにも“いいストレス”がある】

新卒先生A

でも、ストレスって“嫌なこと”に感じるものでしょ?

けーわい


それが実は、違うんです。
ストレスって“変化”のある刺激全般のことなんですよ。

新卒先生B


えっ、じゃあ楽しいこともストレスになるんですか?

けーわい


はい。楽しいこと、嬉しいこと、
ワクワクすること――全部“良いストレス”なんです。

ストレスには大きく分けて2種類あります。

「悪いストレス」(ディストレス)
体や心に負担をかけるネガティブな刺激。慢性的な疲労、不安、怒り、プレッシャーなどがこれに当たります。

「良いストレス」(ユーストレス)
やる気や集中力を引き出すポジティブな刺激。発表会の前の緊張感や、運動会での高揚感も含まれます。

けーわい

楽しいことをした後に、どっと疲れた経験はありませんか?

新卒先生A


はい、ディズニーランドの帰り道とか睡魔にやられます(笑)」

けーわい

あれも“いいストレス”がかかってる証拠なんですよ。

けーわい

教員は、子どもたちの前に立つことで“良いストレス”も
たくさん感じている。
でも、それが続くと“疲労”に変わってしまうんです。

ポイントは、“良いストレス”でさえ、回復なしでは心身にダメージを与えてしまうということ。

だからこそ、ストレスそのものを悪者にするのではなく、どう受け取り、どう回復するかが大切なのです。

けーわい

次の章でストレス回復の5つの習慣を紹介します。

📌 ポイント
「ストレス=悪」というわけではない。
ストレスをどう回復させるか?がポイント。

【教員のストレスを軽くする5つの小さな習慣】

① ジャーナリング:3分で感情を整える

寝る前に、今日の気持ちをノートに書き出してみましょう。
頭の中にあるモヤモヤを“言葉”にするだけで、整理される感覚が得られます。

② 5分ストレッチ:体をゆるめて心もゆるめる

肩・首・背中…一日の終わりに、ゆっくりと伸ばして深呼吸。
「体がほぐれると、心もほぐれる」。これは本当です。

③ 感謝メモ:小さな幸せに気づく

子どもとの笑顔のやり取り、給食の美味しさ、空の青さ…
一日一つ“ありがたかったこと”を書くことで、前向きな視点が育ちます。

④ “やらないこと”リスト:心の余白をつくる

TODOリストの反対。「やらないと決めること」を書き出してみましょう。
「手放していい」ことを自分に許可するだけで、驚くほど心が軽くなります。

⑤ 10秒呼吸:“今ここ”に戻る技術

深く吸って、長く吐く。
たった10秒で副交感神経が優位になり、脳と心が落ち着きます

番外編:何もしない時間に“没頭”する

サウナでぼーっとする、推しの動画を何本も観る…
「なにもしない時間」こそ、脳が深く休まるゴールデンタイムです。

けーわい

私にとっての“整える時間”は、推し活とサウナでした。
あなたの“好き”も、立派なセルフケアですよ。

新卒先生B

やってみたいけど、どれも続かなそうで…。

けーわい

無理に全部やらなくていいんです。
まずは、1つからでも…合わなかったやめればいいのです。


📌 ポイントまとめ
「整える習慣」は特別なことではなく、日常の中にある。
続かなければやめてもいい。自分に優しくあることが大前提。

【まとめ|ストレスは敵じゃない。整えれば味方になる】

教員の仕事に、ストレスはつきものです。

けれど、それをゼロにしようとするより、“整える”視点を持つことの方が大切だと私は思います。

まずは今日、ひとつだけ。あなた自身を守る“整える習慣”を始めてみませんか?


※あわせて読みたい:

けーわい先生
小学校教員
1987年生(メッシ世代)
ハウツーよりもコンセプト
子どもを主語に教育活動を!!
自分の人生も豊かにしよう!!
先生が一歩踏み出す勇気がもてるブログへ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次