成績の付け方に迷う先生へ──“子どもを主語”にした評価の軸とは

新卒先生B

AかBか、毎回迷うんだよな…

新卒先生A

観点別評価って難しすぎない?

成績をつける季節になると、胸の奥がざわつく──そんな経験、ありませんか。

「AとBの差って何?」「努力はどこまで反映していい?」 教科書にも研修にも正解が書かれていないのが、評価の怖さでもあります。

けーわい

私も若手の頃、数字だけで成績を決めていました。
でも、それでは子どもの一年を表せないと気づいたんです。

ある年、子どもの振り返りノートを読み返して気づきました。 成績とは“結果を並べる作業”ではなく、子どもの学びの物語を要約することだ。

目次

■筆者の背景 ― 成績付けに迷走した若手時代

●数字だけを信じていた1年目

点数を平均し、観点に当てはめるだけの評価。 公平だと思っていましたが、どこか違和感がありました。

新卒先生A

数字では測れない子、確かにいるよね…

通知表を渡した後、保護者から言われました。 「この成績、うちの子の一年を表していない気がします…」 胸が痛みました。

けーわい

この言葉で、私は“成績の意味”を問い直しました。

そこから私は「子どもを主語にした評価」へ舵を切りました。

■本題① ― 成績は“学びの物語の要約”である

●観点別評価の本質は「価値観の透明化」

観点は、教師が授業で大切にしているものを示す“設計図”です。

新卒先生B

観点って…先生の価値観が出てるものなんだね

AかBかの境界はテストだけでは決まりません。 どれだけ主体的に、どれだけ深く学んだかが鍵です。

■本題② ― 成績をシンプルにする3つの軸

●【軸1】観点ごとの“具体的行動”を決める

「主体的に」は抽象的です。 行動レベルに落とすことで、誰が見ても判断できます。

けーわい

行動で見える基準にしてから、迷いが激減しました。

  • 自分で課題を深めた痕跡
  • 失敗のプロセスを残している
  • 自分の言葉で振り返っている

●【軸2】プロセスを評価する仕組みを持つ

・振り返りジャーナル ・ポートフォリオ ・学習ログ

新卒先生B

やっぱり“過程”を残しておくって大事なんだな

結果だけでは見えない学びが、ここに記録されます。

■実践編 ― 記録から成績判断まで

●①授業中の観察メモ

短くてもいいので、行動を残す習慣が鍵です。

●②3色メモ法

  • 青:主体的
  • 赤:思考・判断・表現
  • 緑:知識・技能

「色で仕分けるだけで、成績付けが驚くほど楽になります。」

●③Aに迷った時のチェックリスト

  • 授業外での努力が見えるか
  • クラスの学びへ影響したか
  • 自己評価が一貫しているか

■まとめ ― 成績は“教師の哲学”が試される瞬間

新卒先生A

迷ってる自分は無能じゃない…そう思えました。

成績付けに迷うことは、子どもに誠実である証拠です。 あなたのその姿勢を、子どもたちは必ず見ています。

けーわい

迷いながら出した成績こそ、いちばん誠実です。

けーわい先生
小学校教員
1987年生(メッシ世代)
ハウツーよりもコンセプト
子どもを主語に教育活動を!!
自分の人生も豊かにしよう!!
先生が一歩踏み出す勇気がもてるブログへ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次