教員は、毛を見られる仕事である
小学校の先生は、短パン半袖で過ごす時間が長い仕事です。体育、プール指導、休み時間の外遊び。腕も脚も、一日中子どもたちの目の前にあります。
そして子どもは、思ったことをそのまま口にします。
「先生、毛、濃いね」
悪気はゼロです。ゼロなのですが、内心けっこう傷つく。同じ経験をした先生は少なくないのではないでしょうか。
顔も同じです。ヒゲが濃いと、夕方には青くなる。私も一度ヒゲを伸ばしてみたことがあるのですが、子どもにも友人にも、果ては家族にまで「似合わない」「やめた方がいい」と言われ、どん底に凹みました(笑)
私が一番ストレスだったのは、実は「うなじ」でした。刈り上げやツーブロックが男性の標準になった一方で、散髪から日が経つと、うなじがウニのようになる。教員は黒板に向かって書く時間が長い、つまり後ろ姿を子どもに見られ続ける仕事です。気になって自己処理をすると、毎回20分。これが積み重なって、だんだん大きなストレスになっていきました。

それで、医療脱毛を始めました。この記事は、その実録です。現在3つの医院に通い、ヒゲは13回、全身にも14回通いました。良かったことも、後悔したことも、お金の失敗も、全部書きます。
※効果の感じ方には個人差があります。以下はあくまで私一人の記録です。
通ってよかったこと
朝のシェービングが週1回になった
ヒゲは正直、手強い部位です。10回以上通って、ようやく剃る回数が週1回程度になりました(口角と口の下は、まだ生えてきます)。それでも、毎朝の儀式だったシェービングがほぼ無くなった効果は大きい。教員の朝の1分は、他の職業の10分です。カミソリ負けの肌荒れも無くなり、肌そのものがきれいになったように感じます。
脚と脇は早かった
こちらは3回目くらいで効果を感じました。自己処理が格段に楽になります。ちなみに脱毛前の自己処理は、最初の1回に1時間かかり、身体中カミソリ負けだらけになって散々でした。あの時間が丸ごと消えたと思うと、感慨深いものがあります。
「きれいだね」と言われる側になった
短パンをはいても脚がきれいに見える。実際に「きれいだね」と声をかけられるようになりました。「毛、濃いね」と言われていた頃とは、人前に立つときの気持ちが違います。清潔感は、教員にとって仕事道具の一つだと私は思っています。
後悔したこと・失敗したこと
硬毛化
産毛に強い照射を当てると、逆に毛が濃くなってしまうことがあります。「硬毛化」と呼ばれる現象で、私にも起きました。私が調べた範囲では、確立した治療法は見つかっていません。現在は別の医院で照射してもらい、少しずつ薄くなってきていますが、出費がかさみます。細い毛しか生えていない部位は、最初から照射を見送るのも一つの判断だと思います。
クリニックが倒産して、契約が消えた
これが一番の失敗談です。回数の残っていた契約が、医院の自己破産で消滅しました。お金は戻ってきませんでした。
多く契約するほど1回あたりは割安になります。でも、その割安は「医院が存続していれば」の話です。この経験から、私は今、多くても5回までしか契約しないと決めています。早めに効果が出る人もいるので、少ない回数で様子を見ながら追加する方が、結果的に割安になることもある、というのが私の結論です。

費用と期間について、契約前に知っておいてほしいこと
脱毛には時間がかかります。照射の間隔はヒゲで6〜8週間、身体はおおよそ2か月。土日はどこの医院も混んでいます。これらを考えると、5回の施術を終えるのにだいたい1年半かかります。人によってはもっとです。

キャンペーンは夏場や年末に多い印象ですが、「安くなるのを待つ」より「早く始めて早く終える」方が、通算のストレスは小さいと感じました。来年の夏に間に合わせたいなら、逆算するとスタートは今です。
気をつけてほしいこと:「きれい」は沼である
医療脱毛は美容行為です。そして美容には際限がありません。ヒゲが薄くなった私が次に気になり始めたのは「シミ」でした(笑)「今度は肌をきれいにしたいな」と思い始めると、費用はどんどん膨らみます。……と言いつつ、シミ取りを始めてしまったのですが。
これから始める方は、「どの部位を、どこまでやったら終わりにするか」を先に決めてから契約することをおすすめします。目標のない美容は、財布の底が目標になってしまいます。

まとめ:脱毛前に戻りたいとは思わない
後悔した点も正直に書きましたが、脱毛前の自分に戻りたいとは全く思いません。
・夏場の短パンが快適になった
・朝のシェービングがほぼ消えた
・旅行にカミソリを持っていく必要がなくなった
・「毛、濃いね」と言われる心配が消えた
毎日人前に立つ仕事だからこそ、効果を実感する場面が多い。それが、教員である私が医療脱毛をやってみた率直な感想です。
※本記事は個人の体験記です。効果には個人差があります。施術に関する判断は、医療機関でご相談ください。
